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*以下、日本経済新聞2018年5月16日版記事より転載

島根の農援隊など
アフリカで農業支援

農業技術指導の農援隊(島根県出雲市)は東京都大田区の中小企業などと組み、ガーナなどアフリカ3カ国で農業支援に乗り出す。今年7月からコメの品質向上のための装置開発や、土壌の質に関係なく栽培できる新農法の普及などを手掛ける。現地企業などとも連携して市場開拓を集め、将来の事業展開につなげる。

農援隊と大田区の中小企業9社が昨年4月に結成したコンソーシアム(共同体)「おおた農水産業研究会」が、ガーナ、ボツワナ、マダガスカルで農業技術の向上支援にあたる。企業では機械設計のカセダ、水質分析の共立理化学研究所などが技術を提供する。